はたらく人の健康向上に貢献していると実感できる毎日です
\ 先輩のプロフィール /
所属:心幸ウェルネス株式会社
担当業務:健康経営サポート 栄養管理担当
入社年度:2021年
入社した理由はなんですか?
「栄養面と運動面の両方をアドバイスできる仕事に就きたい」と考えていた大学時代、就職活動で出会った会社が心幸グループでした。大学では食物栄養学科で管理栄養士の資格を取得。アルバイトはスポーツジムで運動指導に携わっていました。
スポーツジムに訪れるお客様は大半が運動目的であり、栄養面でのアドバイスが必要な方もいましたが、それを提供できない歯がゆさを感じていました。とはいえ、運動面と栄養面の両方をアドバイスできる職業は少なく、見つけることは容易ではありませんでした。心幸グループの選考においても、当初は企業内食堂を担う心幸クリエイトに管理栄養士として入社することになりました。
仕事内容を聞かせてください。
入社後、驚いたのは、配属先が心幸クリエイトではなく、心幸ウェルネスだったことです。心幸ウェルネスは企業の健康経営をサポートする会社で、「健康経営優良法人」認定取得サポート、健康セミナーの開催、体力測定や体成分測定の「からだ測定会」、大手企業のスポーツセンター運営管理など、企業の従業員の健康向上に関する様々なサービスを提供しています。特に力を入れている健康セミナーは、栄養と運動の両方からのアプローチが必要で、これがまさに私が挑戦したいと思っていた仕事だったので、ここで働くことができることに嬉しさを感じました。
現在は、主に既存顧客に対するサービス提案を担当しており、「健康経営優良法人」認定取得のサポートや、健康イベント(健康セミナーやからだ測定会)の企画・実施を担っています。「健康経営優良法人」とは、経済産業省が設けた制度で、はたらく人の健康管理を経営課題として積極的に取り組む企業を認定するものです。企業としては従業員を大切にする「ホワイト企業」としての認証が得られるため、近年注目を集めています。
ただ、認定取得には様々な要件があり、具体的な健康増進の取り組みが必要です。その取り組みについて「どこから始めれば良いか」「どのように進めれば良いか」戸惑う企業に対して、具体的なアクションを提案するのが私の仕事です。
仕事を進める上で大切にしているのは、「とにかく分かりやすく説明すること」。“認定取得”というと難しいイメージを持たれる企業様が多いので、難しい言葉は他の言葉に置き換え、「取り組んでみよう」と思っていただけるような提案を心がけています。
心に残っている仕事を教えてください。
入社1年目から、ある政令指定都市の健康セミナーを担当しています。市役所をはじめ、消防署や浄水場など、市が管轄する施設にて健康セミナーを実施。毎年、半年間で40拠点にてセミナーを行い、「栄養」と「運動」の二部構成でアドバイスしています。私が担当しているのは「栄養」で「アンチエイジング」や「メタボ予防」、「腸内細菌と疲労回復」などその時期に話題になっていることを取り上げたり、はたらく職員様の性別や年齢層に合わせたテーマでお話ししています。
入社1年目の時は、準備を入念にしていても、人前で話をすることにプレッシャーを感じていました。参加者は少ない時で5、6名、多い時で50名になることも。参加者からしてみれば、私は管理栄養士の資格を持つ専門家です。自信を持って堂々と話をしなければなりません。しかし当初は、準備した内容を正確に伝えることに必死で、参加者の表情を見る余裕がありませんでした。上司やメンバーからアドバイスをもらい、「参加者と対話する」ことを意識して改善を繰り返しました。
入社2年目には、「参加者に何かひとつでも学びを持って帰ってもらう」ことを意識しました。知ってもらいたいポイントを絞り強調したり、クイズ問題にして考えてもらったりと、工夫を重ねました。すると、参加者アンケートの感想が以前の「よかったです」から、「アンチエイジングには大豆が良いんですね。早速取り入れます」など具体的な内容に変わりました。
そうした感想を目にすると、伝えたいことが伝わったと感じ、さらなる意欲が湧いてきます。仕事を通じて、はたらく人の健康向上に貢献していると実感できる毎日は、とても充実感に満ちています。
やりがい/きびしさ
「病気になってからではなく、病気になる前にアプローチしたい」と学生の頃から思っていたので、実際に栄養面や運動面のアドバイスをもとに、はたらく人の健康意識向上に貢献できていることは、大きなやりがいです。今後は、さらに「栄養」に踏み込んだ新サービスも企画しています。今から参加者の反応が楽しみです。
きびしさは、既存の顧客サポートや健康イベントの企画・推進、さらに新規顧客営業や提案資料作成、請求書の処理など、様々な業務で忙しいことです。その分、自身の仕事の幅は広がっていますが、常に向上心を持ち、地道に頑張れる人でないと務まらない仕事だと思います。
入社してから身に付いたこと
ある時、上司から「視座が上がったね」と言われて驚いたのですが、入社してから様々な経験を積むことで、チーム全体のことを考え、先読みで動けるようになったと感じています。特に健康イベントは一人だけで実施できるものではありません。チームワークが必要になるため、メンバーのスケジュールを把握し、今自分が何をするべきかを考えるようにしています。
また、明らかに人手が足りない場合には、早めに上司やメンバーに相談し、対策を話し合うように心がけています。これからもチームとともに成長し、はたらく人の健康向上に真心を込めて貢献したいと考えています。
学生時代の経験で今役立っていること
大学時代にスポーツジムでアルバイトをしていたとき、15~20人を対象にトレーニングレッスンを実施していました。そこで得た運動の基礎知識やトレーナーとしての立ち居振る舞いは、現在の仕事においても役立っています。特に、人前で話をする健康セミナーや「からだ測定会」でのカウンセリングにおいてその経験は重要な資産となっています。
今後は、さらに「栄養」に踏み込んだ新サービスも企画中。今から参加者の反応が楽しみです。
とある一週間の流れ
月曜日Monday
資料作成
訪問商談
火曜日Tuesday
健康セミナー
健康セミナー
水曜日Wednesday
スポーツセンター
スポーツセンター
リモート商談
木曜日Thursday
健康セミナー
健康セミナー
心幸ウェルネスミーティング
金曜日Friday
からだ測定会
からだ測定会
Point!
毎週木曜日の心幸ウェルネスミーティングでは、部内のメンバーと、社長が出席します。ここでは状況報告から、今後の戦略について話し合います。その結果、方針がスピーディに決まり、具体的な行動に移すことが可能になります。
\ 職場のリアルな雰囲気 /
心幸ウェルネスのメンバーは皆、それぞれが専門知識を持っていて、頼りになる方ばかり。運動ならこの人、営業ならこの人、ストレッチならこの人と、各分野について学ぶ機会があり、本当にありがたいです。
上司は、どんなことが起きても何とかする方。とても頼りにしており、居てくれるだけで安心感があるとメンバー皆が思っています。そんな素晴らしい上司やメンバーの役に立つ瞬間も、はたらく人の健康に貢献できたときと同じくらい、喜びを感じています。
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