【オフけん健康コラム】お酒の上手な付き合い方
目次
年末が近づくと、お酒を飲む機会が増える方も多いのではないでしょうか。今回は、少しでも健康的にお酒を楽しむための方法をご紹介します。
☆適量の飲酒による良い効果
・人間関係の円滑化などの社会的効用
・血行を促進し、精神的ストレスの発散
・動脈硬化を予防するHDLコレステロールの増加など
☆過度な飲酒による健康への悪影響
・肝臓への負担:アルコールの分解で肝臓に負担がかかり、肝障害のリスクが増します。
・依存症のリスク:飲酒量が増えると依存症の可能性があります。
・睡眠の質の低下:一時的に眠気を誘発しますが、深い眠りを妨げます。
・脱水症状:利尿作用で水分が失われやすく、適度な水分補給が必要です。
お酒の適量は・・・?
一般的に推奨される一日の酒量の適量は。
男性: 1日あたりビール中瓶1本(500ml)程度 【ワイングラス2杯(200ml)または日本酒1合(180ml)程度】
女性: 1日あたりビール中瓶半分(250ml)程度 【ワイングラス1杯(100ml)または日本酒半合(90ml)程度】
※ただし、アルコールによる影響には個人差があり、また、その時の体調等によっても影響が変わり得ます。
飲酒時は水分補給も忘れずに
アルコールには利尿作用があります。
・飲酒中は1~2時間毎に200㎖の水を飲む。
・アルコール※20gあたり550mlの水分補給を目安にする
※ビール中瓶1本(500ml)、ワイン(200ml)、日本酒1合(180ml)程度
運動と睡眠はバランス良く
運動:運動は体内のアルコール代謝を助け、体外への排出を助けてくれます。また、運動は血液循環を良くし、肝臓の機能をサポートします。
睡眠:過度の飲酒は深い眠りに入ることを難しくするなど、睡眠の質を低下させることがあります。飲酒後は十分な水分を摂取し、寝る前の1〜2時間はアルコールを控えることをお勧めします。