オンライン忘年会の企画アイデア30選|メリット・デメリット・準備まで解説!
オンライン忘年会とは、インターネットを利用してオンライン上で開催される忘年会のことを指します。従来の対面で行われる忘年会とは異なり、参加者が自宅やオフィスなどの場所からビデオチャットやオンラインコミュニケーションツールを通じてつながり、イベントや交流を行います。日本だけでなく世界の人と同時につながり、交流を深められるため、コロナ禍以降も注目を集めています。今回は、オンライン忘年会のメリット・デメリットから準備、企画まで詳しく解説していきます。
目次
オンライン忘年会とは?
オンライン忘年会とは、インターネット上で開催される忘年会のことを指します。従来の対面で行う忘年会とは異なり、参加者は自宅やオフィスなど好きな場所から忘年会に参加できます。ビデオチャットやオンラインコミュニケーションツールを通じてつながり、イベントや交流を楽しみます。
オンライン忘年会の大きな特徴は、場所や時間の制約が少なく、多様な場所からの参加が可能なこと。そして、ビデオチャットやチャット機能を使用することで、参加者同士が挨拶やトーク、ゲーム、アクティビティなどを共に楽しみ、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。
オンライン忘年会の目的は、忘年の節目を迎える社内のメンバーや関係者が一堂に集まった際に、お互いに感謝の気持ちを伝えたり、仕事や交流の成果を振り返ることです。また、チームビルディングやコミュニケーションの促進、楽しい時間を共有することも重要です。
オンライン忘年会では、さまざまなアクティビティやゲームトークセッション、特別なパフォーマンスが企画されます。参加者同士が交流しつつ、楽しいひとときを過ごせる空間にすることが期待されているのです。オンラインの利点を活かしながら結束力や一体感を醸成する機会として、多くの企業や組織で積極的に開催されています。
オンライン忘年会のメリット
ここからは、オンライン忘年会のメリットを紹介します。
場所や時間の制約がない
先ほども述べましたが、オンライン忘年会には、場所や時間の制約がありません。自宅やオフィスから気軽に参加できることから、地理的な距離や交通の問題もなくなるので、より多くの人が参加しやすくなるでしょう。
さらに、短時間だけの参加OKや出入り自由に設定しておけば、対面での忘年会への参加が難しい、子育て中の社員なども、オンライン忘年会に参加しやすいはずです。
コスト削減
オンライン忘年会は、通常と比べて、コストを削減しながらイベントを開催できるのでおすすめです。通常の忘年会は飲食店などを予約して行うことが多く、会場費や食事代が必要です。
しかし、オンライン忘年会の場合、会場費や交通費などの費用はかかりません。主催者側はもちろんのこと、参加者も移動や宿泊にかかる費用を抑えることが可能です。
グローバルな参加者
オンラインイベントなら、地域や国境を超えたグローバルな参加者を集められます。
異なる国や地域にいる社員や関係者に参加してもらえれば、多様な文化やバックグラウンドを持つ人々と交流する機会を提供することが可能です。
社内活性化
オンラインツールを活用して参加者同士が一緒にゲームやクイズに挑戦したり、アクティビティを楽しむことで、自然な交流が生まれる機会を提供できます。
対面での忘年会だと、普段から仲の良い人達と楽しんでしまいがち。しかし、オンライン忘年会なら、普段交流する機会が少ない人達とも自然にコミュニケーションがとれます。参加者がよりアクティブに参加できるため、イベントの盛り上がりが期待できるでしょう。これをきっかけとして社員同士の親睦を深めることができれば、自ずと社内の活性化にもつながります。
オンライン忘年会のデメリット
オンライン忘年会を開催するなら、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。次にオンライン忘年会のデメリットを紹介します。
対面コミュニケーションの欠如
オンライン忘年会のデメリットは、対面コミュニケーションの欠如です。オンライン忘年会では、参加者同士が直接会ってリアルな交流を行うことはできません。
ビデオチャットやチャットツールなどを使用することでコミュニケーションを補完できるものの、感情や微妙なニュアンスなど、対面する事で伝わりやすくなるコミュニケーションがあるのも事実かもしれません。
技術的な問題
オンラインイベントを開催すると、参加者や主催者がインターネット接続の問題や技術的なトラブルに直面する場合があります。
イベント当日にビデオや音声の遅延、接続の不安定性といった問題が発生する可能性があるため、主催者側は起こりやすいトラブルを想定してあらかじめ対処しておきましょう。
集中力の低下
オンライン忘年会の参加者は、自宅やオフィスからイベントに参加します。そのため、周囲の環境や仕事の影響を受ける場合が多く、イベントへの集中力が低下する恐れがあります。
これが続くと、イベントへの参加意欲や積極性の低下につながる可能性も否定できません。
目の疲労や身体的な制約
長時間のビデオチャットや画面共有により、参加者の目の疲れや集中力の低下などが起こるかもしれません。
また、座っている時間が長ければ長い程、身体的な不快感や運動不足の問題が生じる可能性も考えられます。
オンライン忘年会の準備
次にオンライン忘年会の準備について詳しく解説していきます。
①オンラインコミュニケーションツール
オンライン忘年会を開催するなら、オンラインコミュニケーションツールの用意が必要です。ビデオチャットやチャット機能などがある、参加者同士がリアルタイムでコミュニケーションを取れるツールを選びましょう。
代表的なオンラインコミュニケーションツールには、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどがあります。それぞれ機能性が異なるので、複数のオンラインコミュニケーションツールを比較検討した上で使いやすいものを選んでください。既に社内で使用しているツールがあるなら、同じものを選ぶと効率良く準備が進みます。
②スケジュールの調整
参加者のスケジュールを調整し、イベントの日時を決める必要があります。参加者の都合を考慮しながら、できるだけ多くの人が参加しやすい日程を選びましょう。
たくさんの人に参加してもらうために、なるべく早めにスケジュール調整をすることをおすすめします。
③イベントのテーマや目的の設定
忘年会のテーマや目的を明確にすることも大切です。例えば、感謝の気持ちを伝える、新たな年を祝う、チームビルディングを促進するといった目的を設定します
。イベントの目的を明確にした上で、イベント内容を構成しましょう。
④イベントプログラムの作成
イベントの進行やアクティビティのプログラムを作成します。開会の挨拶や自己紹介、ゲームやクイズ、特別なパフォーマンスなど、参加者が楽しめる企画を考えましょう。
プログラムの内容が決まったら、タイムテーブルを作成します。ダラダラとした雰囲気の忘年会にならないように、当日の流れをきっちり決めておくのがおすすめです。
⑤参加者への通知と招待
イベントの日程や内容が決まったら、イベントの詳細や参加方法について記載した通知や招待状を参加者に送ります。
オンラインツールのリンクやアカウント情報など、参加者に必要な情報を提供し、参加の意思を確認しましょう。
⑥必要な備品やアクセサリーの準備
忘年会に必要な備品やアクセサリーも準備します。
例えば、ゲーム用の道具や景品、テーマに合った装飾品などを用意しましょう。予算内で購入できるように、計画的に準備を進めてください。
⑦サポートスタッフの手配
イベント当日を円滑に進めるために、サポートスタッフの手配も必要です。
ホストやモデレーター、技術サポートなど、必要な役割を担ってくれる人材の配置を考えます。タイムテーブル通りに進めるためには、特に進行役の手配が重要です。
オンライン忘年会でおすすめの企画30選
ここからは、オンライン忘年会でおすすめの企画を紹介します。オンライン忘年会の開催を検討している人は、企画を考える際にぜひ参考にしてください。
1.クイズ大会
オンラインクイズツールを活用し、参加者が楽しめるクイズ大会を開催するのがおすすめです。年末に関連するクイズや会社に関するクイズなど、参加者に関連するテーマでクイズを用意すると盛り上がります。
2.オンラインゲーム大会
オンラインゲーム大会は、ビデオチャットツールやオンラインゲームプラットフォームを利用して参加者同士で競うものです。人気のボードゲームやトリビアゲーム、カラオケ対決など、さまざまなゲームの中から参加者が盛り上がるものを選びましょう。
3.クッキングパーティー
クッキングパーティーは各自の自宅で料理を作りながら、ビデオチャットで交流するという企画です。レシピを共有したり自慢の料理を披露することで、仕事中とはまた違った楽しい交流が生まれます。
4.クリエイティブなコンテスト
クリエイティブなコンテストを開催するのもおすすめです。参加者に絵画や写真、手作りクラフトなどの作品をあらかじめ提出してもらい、忘年会でみんなの作品を展示・発表する場を設けましょう。参加者全員で投票を行い、優れた作品に賞を授与するのも良いでしょう。
5.インタビューコーナー
インタビューコーナーは、参加者同士の面白いエピソードや思い出を共有するコーナーを設けるという企画です。あらかじめ用意した質問に対して各自が答えたり、他の参加者がインタビュアー役となって質問すれば、笑いや感動が広がるでしょう。
6.ウェビナー
ウェビナーは、専門知識やトピックに関するオンラインセミナーや講義を開催することです。ゲストスピーカーや業界の専門家などを招いて、参加者に有益な情報やインスピレーションを提供します。参加者が興味のあるトピックを選ぶことが大切です。
7.パネルディスカッション
オンライン上で、特定のテーマやトピックに関するパネルディスカッションを実施するケースもあります。複数のパネリストによる議論や意見交換を通じて、参加者に新たな視点や知見を提供できるのが良い点です。
8.バーチャルツアー
観光地や博物館、美術館などへのバーチャルツアーを企画するのもおすすめです。参加者は自宅からバーチャルツアーに参加し、現地ガイドや専門家の案内に従いながらリアルタイムでさまざまな場所を巡ります。
9.ワークショップ
オンラインで手軽に参加できるワークショプを開催してみてはいかがでしょうか。料理教室や手芸、音楽の演奏方法など、参加者が楽しみながら新しいスキルや知識を身につけられる企画を考えましょう。
10.ネットワーキングイベント
ネットワーキングイベントとは、参加者同士が交流しながらビジネスやキャリアの機会を広げるためのイベントのことです。小グループディスカッションやスピードネットワーキングなど、参加者同士がコミュニケーションを取れる機会を提供しましょう。
11.パフォーマンスやエンターテイメント
ライブ音楽演奏やマジックショー、即興劇など、オンライン上でパフォーマンスやエンターテイメントを提供するイベントを開催してみましょう。オンラインでの開催なら参加者は会場まで行く必要がなく、リアルタイムで気軽にエンターテイメントを楽しめます。
12.バーチャルランチ
社内のチームや部署ごとにバーチャルランチを企画するのもおすすめです。自宅やオフィスで食事を取りながら、ビデオチャットで他の参加者とつながります。リラックスした雰囲気の中で日常の会話や雑談を楽しみつつ、参加者同士でコミュニケーションを深める事が可能です。
13.オンラインクイズ大会
参加者全員がチームに分かれて、対抗戦を行うクイズ大会を開催する案もあります。会社の歴史や製品・サービス、業界のトピックなど、参加者が楽しめるテーマを選びましょう。
14.バーチャルハッピーアワー
バーチャルハッピーアワーとはビデオチャットを利用して、社内のメンバー同士がリラックスした雰囲気で交流できる場を設けることです。各自が準備したお気に入りの飲み物を飲みながら、おしゃべりやゲームを楽しみます。
15.オンラインチームビルディング
オンラインでのチームビルディングアクティビティを企画するのも一つの手です。例えば、バーチャルエスケープルームゲームやチームトリビアゲーム、パズルゲームなどを実施し、参加者同士の協力やコラボレーションを促しましょう。
16.ウェルネスイベント
ウェルネスイベントは、社内メンバーの健康やウェルビーイングに焦点を当てたオンラインイベントです。ヨガセッションやストレッチ運動、メンタルヘルスのワークショップなど、参加者がリフレッシュできる内容を準備します。
17.バーチャル賞品授与式
仕事の成果や貢献度に応じた、社内のバーチャル賞品授与式をオンラインで行ってみるのも良いでしょう。ビデオチャット上で表彰し、参加者全員で祝福や拍手を送ります。参加者の人柄や努力など、仕事以外の項目で表彰してみるのも良いかもしれません。普段の仕事ぶりを評価する場を作り、全員で達成感を共有し、共感しましょう。
18.ビンゴゲーム
オンラインビンゴゲームを楽しむのもおすすめです。参加者全員にビンゴカードを配布し、ホスト役が数字を発表する形式で進行しましょう。ビンゴになった参加者に景品を用意しておくと、より場が盛り上がります。予算や参加人数などを考慮しながら、参加者に喜んでもらえる景品を用意しましょう。
19.なりきりトーク
なりきりトークはテーマやキャラクターを決めて、参加者がそのキャラクターになりきってトークするというゲームです。例えば、有名人や映画のキャラクター、歴史上の人物などを選びます。誰もが知っているキャラクターをチョイスすれば、なりきってトークする方もそれを見ている方も楽しめるはずです。
20.チャレンジゲーム
参加者がオンライン上で様々なチャレンジに挑戦するゲームです。例えば、バーチャルエスケープルームの謎解き、クイズに対する早押し対決、対戦型のミニゲームなどを用意して、参加者同士で競い合いましょう。
21.人狼ゲーム
オンライン版の人狼ゲームをプレイしましょう。参加者が村人や人狼になりきり、役割に応じた行動を取りながら推理と対話を進めます。ビデオチャットやチャットツールを活用してリアルタイムにゲームを進行します。
22.オンラインカラオケ
参加者が自宅からオンラインカラオケに参加しましょう。ビデオチャットを使って互いの歌声を共有し、お気に入りの曲を歌って盛り上がります。歌唱力を競ったり、特定のテーマに沿った曲を歌ったりするとより楽しくなります。
23.オンラインクッキングコンテスト
参加者が自宅で料理を作りながらオンラインで競い合うクッキングコンテストを開催しましょう。あらかじめ決められた材料やテーマに基づいて料理を作り、最終的な見た目や味の評価で勝者を決定します。
24.バーチャル脱出ゲーム
参加者がオンライン上で協力して脱出ゲームをクリアするイベントを企画しましょう。チームごとにヒントや謎解きを考え、ビデオチャットやチャットツールを通じてコミュニケーションしながら謎を解き明かします。
25.オンラインパネルディスカッション
特定のテーマに関するパネルディスカッションをオンラインで開催しましょう。複数のパネリストを招き、参加者からの質問や意見を交えながらディスカッションを進めます。
26.バーチャルワイン・ビール試飲会
参加者が自宅でお気に入りのワインやビールを用意し、オンライン上で試飲会を行いましょう。各自が選んだお酒について感想や情報を共有し、リラックスした雰囲気で交流します。
27.オンラインマジックショー
プロのマジシャンをオンライン上で招き、マジックショーを楽しむイベントを企画しましょう。参加者はビデオチャットを通じてマジックのパフォーマンスを見ることができます。
28.オンラインクリエイティブワークショップ
参加者がオンライン上でクリエイティブなアクティビティを楽しむワークショップを開催しましょう。例えば、絵画や手芸、書道、お菓子作りなど、自宅で参加できるアートやクラフトに取り組みます。
29.バーチャルトリビア大会
参加者がオンライントリビアゲームに挑戦するイベントを開催しましょう。チームごとに対抗戦を行い、クイズや知識問題に挑戦します。
30.オンラインキャリアショーケース
参加者が自身のキャリアや趣味・特技をプレゼンテーションする場を設けましょう。ビデオチャットを通じてプレゼンを行い、お互いの才能や経験を共有します。
参加者全員で楽しめるオンライン忘年会にしよう!
テレワークを取り入れる企業が増える中、忘年会もオンラインで実施するところが増えてきています。場所や時間の制約がないなど、オンライン忘年会にはメリットがたくさんあります。
社内メンバーが参加しやすいオンライン忘年会を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。次の忘年会は対面ではなく、オンライン忘年会の開催を検討してみてください。
元気な会社は社員が元気!健康経営サポート
オフけん(運営:心幸ウェルネス)では、「健康経営優良法人」認定取得サポートを中心に、企業の健康経営をバックアップしています。形だけの健康経営ではなく、従業員の健康と幸福に真剣に向き合う取り組みを提案。真の健康経営を実現しています。「からだ測定会」では、体成分測定・体力測定により従業員一人ひとりのからだ年齢が明らかに!他にも、健康セミナー、禁煙サポートなどのサービスを通して、従業員の健康意識を向上させ、元気な会社づくりに貢献します。
オフけんはこちら