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置き菓子のオフィスグリコとは?メリットとデメリット、使い方・費用などを解説!

置き菓子のオフィスグリコとは?メリットとデメリット、使い方・費用などを解説!

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更新日|2024年6月12日
所長|いくた
この記事の概要

福利厚生は従業員が快適に働くために重要な制度です。その内容は様々ですが、オフィスに据え置きの軽食を備えておくサービスが注目を集めています。中でもオフィスで手軽にお菓子を食べられる、置き菓子サービス「オフィスグリコ」は福利厚生として多くの企業で導入されています。本記事では、オフィスグリコの使い方や費用負担、メリットとデメリット、その他置き菓子サービスについて解説します。

目次

オフィスグリコとは

オフィスグリコ
画像出典/オフィスグリコ

オフィスグリコとは、江崎グリコ株式会社の子会社、グリコチャネルクリエイト株式会社が展開する置き菓子サービスです。

主に、オフィスを対象としたサービスで、契約した会社に紙製もしくはプラスチック製の「リフレッシュボックス」、もしくは冷蔵庫を貸与し、グリコ製の税込み110~165円前後(定価100~150円)のお菓子を入れて、利用者が購入する際に代金を支払う仕組みになっています。冷蔵庫の場合は各種ドリンク類やアイスが購入可能。代金回収・賞味期限管理・商品補充といったメンテナンスはグリコ側のスタッフが対応するため、自社で行う必要はありません。

オフィスグリコは企業のオフィスを中心に全国10万拠点以上の導入実績があるサービスであり、利便性の高さが人気です。2011年の東日本大震災以降は置き菓子に留まらず、災害時の備蓄食料としても提供されています。さらに2020年の新型コロナウイルス流行によって、仕事においても行動に制限がかけられるケースが増えました。オフィスグリコではこうした社会背景も踏まえ、外出せずに商品やサービスを利用できる仕組みを整えるなど日常以外のサポートも行っています。

オフィスグリコの使い方や仕組み

電子決済

オフィスグリコでは貸与されたリフレッシュボックスもしくは冷蔵庫から購入したい商品を取り出します。紙製のリフレッシュボックスはオープンタイプの多段構成、プラスチック製の場合は引き出し付きのクローズドタイプです。冷蔵庫は貸与されたものを使うのが前提となっているため、自社で保有している冷蔵庫は利用できない点に注意しておきましょう。

代金の支払いはボックスや冷蔵庫に備え付けられている貯金箱に現金を入れることで行います。また、PayPay・d払い・auPAYといったQRコード決済にも対応しているので利便性が高いです。

オフィスグリコは導入費・年会費・什器の設置費用がかかりません。商品の購入代金と冷蔵庫の電気代だけを考慮すれば良いので、難しいコスト管理が必要ないのです。

オフィスグリコのスタッフは2週間~1ヶ月に1度派遣されます。訪問曜日や時間の指定はできないため、ボックスや冷蔵庫の設置場所はグリコ側のスタッフが出入りしやすいところが良いでしょう。社内共用部で出入り口が近く、なるべく開けた場所がおすすめです。

また、オフィスグリコは申し込みから2週間前後で設置が完了するスピード感も魅力の1つとなっています。オフィスグリコが人気を博している理由は導入ハードルの低さと、シンプルな利用方法による使いやすさにあると言えるでしょう。

オフィスグリコの導入費用

コスト

企業が福利厚生として導入するようなサービスには、契約時の事務手数料や初期費用がかかるものもあります。月額料金制で固定のランニングコストがかかる場合も珍しくありません。

その点で見ると、オフィスグリコは初期費用・月額費用ともに無料となっています。冷蔵庫タイプのサービスを利用する場合は電気代が企業側の負担になりますが、貸与や設置に費用はかかりません。

発生する費用は自社の従業員が商品を購入する際の代金のみなので、企業の経済的負担はほとんどないと言って良いでしょう。また、現金支払いの場合にお金を入れる貯金箱はカエルのデザインになっています。これには「リフレッシュボックスを活用した人が蘇るサービスでありたい」というグリコの想いが込められているのです。

オフィスグリコ/サービスの対応地域

オフィスグリコの導入には最低従業員数などのハードルが設けられておらず、クライアントのオフィス規模に合わせて柔軟に什器を設置しています。数名規模のスモールオフィスから100名以上の大企業まで、導入実績も豊富です。

なお、オフィスグリコは対応エリアが指定されています。自社の所在地が対応エリアに入っているかどうかは、事前によく確認しておくようにしましょう。2023年6月時点、公式ホームページ上で確認できる対応エリアは以下の通りです。

・関東:【東京(23区・多摩東部)】【神奈川(横浜市・川崎市)】【埼玉(南部)】【千葉(幕張)】
・中京:【愛知(名古屋市・尾張・西三河)】
・近畿:【大阪全域】【京都(京都市・南部)】【兵庫(阪神・明石・姫路)】
・中国:【広島(広島市)】
・九州:【福岡(福岡市・北九州・久留米)】

どこでもオフィスグリコ/サービスの対応地域

新型コロナウイルスの流行を受けて、2021年6月から新たに提供開始された非対面式サービスが「どこでもオフィスグリコ便」です。どこでもオフィスグリコ便では申し込み後、自社宛にセルフサービスで組み立てる什器とお菓子商品のセットが送付されます。

通常のサービスと異なり決済方法はQRコード決済のみです。決済状況に加えて月に1度利用者がリフレッシュボックスの画像をグリコに送信することで、在庫状況を把握してもらいグリコ側から追加の商品が送付される仕組みになっています。賞味期限が近くなってしまった商品は着払いで返送することが可能です。代金回収や商品補充といったメンテナンスのためにグリコ側のスタッフが訪問する必要がないため、接触機会を減らして効果的な感染症対策を実現しました。

どこでもオフィスグリコ便も初期費用や月額費用はかかりませんが、申し込みには30名以上在籍のオフィス規模が条件となっているので留意しておきましょう。また、どこでもオフィスグリコ便ではグリコ側のスタッフが訪問する必要がなくなったため、対応エリアが広がっています。沖縄・離島以外であれば全国どこからでも申し込み可能です。”

オフィスグリコのメニュー

オフィスグリコのお菓子
画像出典/オフィスグリコ

お菓子や軽食は個人の好みが分かれるため、福利厚生として導入するにあたってはラインナップが気になるところでしょう。ここからはオフィスグリコで利用可能な商品バリエーションについて詳しく紹介します。

チョコレート

お菓子の定番であるチョコレート系はグリコの大ヒット商品「ポッキー」をはじめ、ボリューム感のある「カプリコ」やストレス緩和効果が期待できる「GABAチョコレート」など豊富なラインナップです。

他にも食べ切りサイズでデスク作業のお供に便利な商品が多数用意されています。甘いもので小腹を満たしながら、頭脳労働に重要な糖分補給を効果的にサポートしてくれるでしょう。

スナック・ビスケット

スナックやビスケットは江崎グリコの得意分野であり、人気商品も多数展開されています。ポッキーと人気を二分する「プリッツ」や、昔懐かしい素朴な味わいを今に伝える「ビスコ」などが特に人気です。

「チーザ」や「かるじゃが」などあまり手を汚さない商品が多いので、仕事中にストレスなく食べられそうですね。

バランス栄養食

オフィスグリコでは健康面に配慮したバランス栄養食も利用可能です。ドライフルーツをぎっしり挟み込んだ満足感の高い「毎日果実」、カロリーを気にする人に嬉しいヘルシーな「おからだから」などが用意されています。

忙しくて不足しがちな栄養素を仕事中に補えるとなれば、福利厚生としての意義も大きくなるでしょう。

ガム・キャンディー

1つ購入すればしばらくデスクに置いておけるガムやキャンディーは、オフィス業務のお供として優秀なアイテムです。オフィスグリコでももちろんガムやキャンディーを取り揃えており、丈夫な歯の形成に役立つカルシウム豊富な「POs-Ca」やブレスケアに便利な「BREO」などがラインナップされています。

また、江崎グリコの看板商品であるキャラメル菓子「グリコ」ももちろん購入可能です。「できるだけ手を止めずにお腹にものを入れたい」という、ビジネスマンのニーズに応えてくれる心強い味方と言えます。

アイス

江崎グリコのアイス商品は手持ち・カップ・一口サイズなどバリエーションの豊富さが魅力の1つです。パフェ感覚でカップアイスを味わえる「パナップ」、ガッツリしたコーンが嬉しい「ジャイアントコーン」、色んな味が選べる「アイスの実」など人気商品が勢揃いしています。

夏場にちょっとアイスが食べたいと思っても、暑い中近くのコンビニまで行くのは中々億劫ですよね。そんな時でもオフィスグリコがあれば、快適なオフィスから離れる必要はありません。

ヨーグルト・プリン・ゼリー

お腹に入れた時の満足感が高いヨーグルトやプリンがオフィスに常設してあると、ちょっとした休憩時間も嬉しくなるでしょう。オフィスグリコならおやつの定番として人気のある「プッチンプリン」や、ビターな味わいでリフレッシュできる「カフェゼリー」などがいつでも楽しめます。

また、「朝食りんごヨーグルト」や「BifiX」などは朝食としても重宝されるため、従業員が始業前にエネルギー補給するサポートにもなるでしょう。「ちょっと一息」が少し豪華になるだけでも、仕事へのモチベーションは上がるものです。

飲料

オフィスグリコの飲料ラインナップは、ジュースや乳製品が中心となっています。「100%果汁飲料シリーズ」「野菜足りてますか?」といったフレッシュなものから、「カフェオーレ」「いちごオーレ」など甘党に嬉しいものまで購入可能です。また、特筆すべきは牛乳の種類の多さでしょう。定番の紙パックからビンものまで取り揃えており、内容も「成分無調整」「特選」「機能性乳飲料」など様々です。

現代人に不足しがちなカルシウムをオフィスで手軽に摂取できるのは、福利厚生としてのメリットが大きいと言えます。

加工食品・カレー

オフィスグリコでは加工食品やカレーも取り扱っているため、従業員が手軽なランチとして利用することもできます。内容は「LEE」「カレー職人」といったレトルトカレーから、親子丼・中華丼・牛丼などバラエティ豊かな「DONBURI亭」など様々です。

また、職場の健康診断のタイミングでは大腸検査食「エニマクリン」が役に立つでしょう。オフィスに電子レンジとパックご飯を常備しておけば、時間が惜しい繁忙期でも手軽にしっかりランチを取ることができます。

ベビー・育児

社内に託児所を設けている企業の場合は、グリコオフィスのベビー食が重宝するでしょう。栄養バランスが母乳に近い粉ミルク「アイクレオ」をはじめ、栄養サポートドリンク「毎日ビテツ」や無添加で安心の「1歳からの乳児食シリーズ」などを取り扱っています。

子育てと仕事の両立は企業内だけでなく、社会全体で取り組みが進んでいる分野です。オフィスグリコによるベビー食の常備は、従業員が安心して働ける環境作りに一役買ってくれるでしょう。

百貨店・地域限定

オフィスグリコには、江崎グリコが百貨店や一部地域で限定販売している商品を楽しめるという魅力もあります。地域限定品では北海道「ポッキー<夕張メロン>」・山形「ポッキー<佐藤錦>」・東北地方「ジャイアントプリッツ<牛タン>」などが人気です。

グリコわくわくスポットと銘打たれた「ぐりこ・や」で販売されている限定お菓子や、新千歳空港にあるグリコ初のキャラメル専門店「キャラメルキッチン」の商品もラインナップしています。オフィスに居ながらちょっとした観光気分を味わえるので、身も心もリフレッシュできそうですね。

スポーツ・サプリメント

江崎グリコのスポーツサプリメント「パワープロダクションシリーズ」も、数種類がオフィスグリコにラインナップされています。「プロテイン」「アミノ酸」「エキストラサプリメント」など人気の商品が利用可能です。

大企業では従業員の運動不足解消やストレス発散のため、オフィス内にスポーツジムやフィットネス空間を設けるところも増えています。こうした福利厚生とオフィスグリコを併用すれば、相乗効果で高い従業員満足度を実現できるでしょう。

美容食品

美容・健康意識の高い女性にとって嬉しいのが、江崎グリコが20年の歳月をかけて開発した「αGヘスペリジン」です。柑橘類に豊富なポリフェノールの1種であるヘスペリジンを摂取するためのサプリメントであり、冷え性改善に効果が期待されています。

クーラーを使用する夏場は特に冷え性の人にとって辛い時期ですが、αGヘスペリジンがあればストレスが軽減されるでしょう。

オフィスグリコのメリット

メリット

オフィスグリコは「オフィスに据え置きのお菓子を設置する」という一見シンプルなサービスですが、それによってもたらされるメリットは様々です。ここではオフィスグリコのメリットについて詳しく掘り下げていきましょう。

福利厚生の充実

置き菓子があることによって、従業員が小腹を満たすためにコンビニへ買出しに行く手間と時間が省けます。1日あたりほんの5~10分のタイムロスがなくなるだけでも、毎日積み重ねれば数時間の時間が浮くことになるでしょう。

買い物のために外出する手間なくストレスフリーでお腹も満たされるため、オフィスグリコの利用は業務効率化に効果が期待できます。オフィスの快適性を向上させるという、福利厚生の大きな目的を果たすことができるでしょう。

コミュニケーションの活性化を図ることができる

オフィスグリコが社内に設置されていると、ランチタイムやおやつ時に自然と人が集まるようになります。休憩時間を同じくするチームスタッフはもちろん、他部署の従業員ともコミュニケーションを図る絶好の機会になるのです。

他愛のない世間話やオフィスグリコについての話題がきっかけとなり、仕事のアイデア共有やチームビルディングなど意義深い会話にも繋がっていくでしょう。社内コミュニケーションの活性化は、個々の人間関係構築にも繋がるため職場の環境作りにおいて重要です。

コストを抑えて導入できる

先の述べた通り、オフィスグリコには初期費用やランニングコストがかかりません。しかしながらサービス内容は充実しているため、効果的に従業員満足度を向上させることができるでしょう。

外部サービスの導入にはコストが付き物ですが、オフィスグリコはコストパフォーマンスに優れているのです。

災害時の非常食として代用できる

日本では災害クラスの地震から教訓を得て、防災の備えを固める企業も増えました。防災グッズの常備や棚の転倒防止など取り組みは様々ですが、オフィスグリコも非常食という形で災害対策に一役買ってくれます。

オフィスグリコで提供されているお菓子の中には、ビスケットやスナック菓子など長期保存に向いているアイテムも多いです。オフィス常設の置き菓子なので、非常食の代用品としても優秀な存在であると言えるでしょう。

手早く空腹を満たすことができる

置き菓子の魅力はその手軽さにあり、忙しい仕事の合間でも素早くエネルギーを補給することができます。特に糖分補給に有効なチョコレートや、顎を動かすことで集中力が増すガムは仕事中につまむお菓子として最適です。

オフィスへの置き菓子設置は仕事の生産性向上にも有効な取り組みとなります。

従業員満足度向上になる

オフィス内にお菓子が常備されていると、仕事場でありながらも自宅や友人の家のようなアットホームな雰囲気が演出されます。

居心地の良さを感じながら働けるので、ストレス軽減やリラックス効果が期待できるでしょう。こうした心理状況は従業員満足度向上に繋がるため、離職率低下や企業イメージ向上にも有効です。

オフィスグリコのデメリット

上記のように多くのメリットが期待できるオフィスグリコですが、導入にあたっては注意しておきたいポイントもあります。次はオフィスグリコの運用においてデメリットになり得る部分を見ておきましょう。

健康面での懸念

置き菓子はあると便利ですが、気を抜くとついつい食べ過ぎになりがちです。間食の頻度が増えてお菓子が主なエネルギー補給源になると、栄養バランスが偏る可能性が高いでしょう。

オフィスグリコを効果的に運用するには、従業員個々人に栄養バランスを考えた食事を心がけてもらうことが重要です。置き菓子利用の目安回数を掲げる、栄養学に関する簡単な知識を共有するなど従業員の健康面に配慮した取り組みも併せて展開していきましょう。

お金の入れ忘れが発生する恐れがある

オフィスグリコはシンプルで手軽な仕組みが魅力の1つですが、それゆえにうっかりして購入代金を払い忘れる可能性があるので注意しておきましょう。レジや常駐スタッフが存在しないオフィスグリコでは、その場で払い忘れに気が付くことが難しいです。

それは現金払いでもQRコード払いでも同じことが言えます。商品の代金は当然グリコ側の収入源となるので、払い忘れが多発するとトラブルの原因になり兼ねません。利用者への意識付けが重要になってくるので、ルールや使い方の社内周知を徹底するのが効果的でしょう。

特に新入社員に対しては、オリエンテーションの段階でオフィスグリコに関する詳しい説明を行っておくと安心です。従業員全員がサービスを正しく利用できる環境を整えることが、企業側の務めと言えます。

運用する側の手間がかかる場合がある

オフィスグリコでは商品管理や代金回収といった作業を自社で行う必要がありません。ただし、自社側でも運用担当者を決めて適宜対応できるように体制を整えておくことが大切です。

例えば代金の支払い忘れや不正利用が目立つようであれば、社内で陣頭指揮を執って注意喚起する人が必要になります。もちろん正常に運用されていれば社内担当者がやるべき仕事はあまりないですが、場合によっては運用にある程度手間がかかることも留意しておきましょう。

置き社食でお菓子も食事もオフィスで買える

「お菓子や軽食だけでなく、もっと本格的な食事を常備してあげたい」というケースもあるでしょう。そんな時は「置き社食サービス」の導入を検討してみてください。以下ではおすすめの置き社食サービスとして「オフめし」を取り上げます。

お菓子を含めたコンビニ商品・お惣菜・冷凍弁当の「オフめし」

画像出典/オフめし

「オフめし」は企業向けの置き社食サービスです。商品ラインナップが豊富で、お菓子はもちろん、ドリンクやカップ麺などコンビニで扱う商品が揃っています。レンジアップ可能な常温保存そうざいや冷凍弁当もあるので、オフィスが簡易的な食堂に早変わりするでしょう。まさに、オフィス食のオールインワンパッケージとなっています。

ラインナップは800アイテム以上で幅広い好みに対応可能です。現金払い・給与天引き・キャッシュレス(au PAY・LINE Pay・PayPay)など、決済方法も多彩なので社内事情に合わせて選ぶことが可能です。入会金2万円、月額6,000円+送料でスタートできるのも魅力です。近くにコンビニのない企業や、小さな事業所も手軽に導入可能なのも嬉しいポイントですね。

▶お問合せはコチラから

その他置き菓子サービス

置き菓子はメリットの多さから需要が高まり、オフィスグリコ以外にもオフィスにお菓子を提供できるサービスを展開している事業者がいくつか存在します。以下ではオフィスグリコ以外の置き菓子サービスを紹介するので、サービス選びの参考にしてみてください。

オフィスファミマ

オフィスファミマ
画像出典/オフィスファミマ

在籍100名以上の企業を対象とした「オフィスファミマ」は、大手コンビニチェーンであるファミリーマートの商品をオフィス内で購入できるサービスです。

設置費用とランニングコストは必要なく、支払いは現金のみとなっています。2023年6月時点での対応エリアは東京都内23区(一部対象外)および川崎・横浜ですが、順次エリア拡大がアナウンスされているので気になる場合はチェックしておきましょう。

ラインナップはファミリーマートで取り扱いがある150種類の商品で、お菓子以外にも軽食や日用品も利用可能です。週に1回のメンテナンスや365日受付のコールセンターなど、サポート体制が充実している点が特徴となっています。

cubeshop

キューブショップ
画像出典/cubeshop

お菓子から軽食まで幅広く取り扱う「cubeshop」は、福利厚生支援事業を展開しているISHIN株式会社が運営元です。初期費用と固定費は必要なく、オフィス規模や利用期間にも制限が設けられていません。

訪問対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉ですが、それ以外のエリアでも配送に対応している場合があるので必要に応じて問い合わせてみてください。

cubeshopの特徴はカスタマイズ性の高さであり、ボックス型・ミニコンビニ型・自動販売機型など利用シーンに合わせて様々なスタイルが用意されています。商品のラインナップや訪問頻度が利用状況に応じて適宜調整されるのも嬉しいポイントでしょう。決済方法は現金の他にもキャッシュレスや掛売りにも対応しています。

Office Oasis

Office Oasis
画像出典/Office Oasis

阪神酒販株式会社が運営する「Office Oasis」はドリンクのラインナップに強みがあるサービスです。初期費用・月額料金不要で、企業負担は1ヶ月あたり約900円の電気代(冷蔵庫)のみとなっています。

商品ラインナップも100種類以上と申し分なく、ドリンクの組み合わせはスタンダード・ヘルシー・パワフルの3つのモデルが提案されているので参考にしてみてください。訪問ごとに商品を大幅に入れ替えることができるなど、柔軟な対応で幅広い用途に対応しています。支払い方法は現金のみ、対応エリアは東京・大阪・兵庫を中心に拡大中です。

snaq.me office

snaq.me office
画像出典/snaq.me office

株式会社スナックミーの「snaq.me office」は、ヘルシーなおやつにこだわった健康志向の置き菓子サービスです。設置スタイルは個包装の「おやつプラン」と大容量の「バルクプラン」の2つに大別されています。

各プランの中でも料金プランが細かく分かれているので、オフィス規模に応じてフレキシブルに調整可能です。ドライフルーツやナッツをはじめ、チョコやスナックといった商品も健康への配慮・工夫が凝らされています。毎月20種類前後の新商品がラインナップされるため、同じものばかりで飽きてしまうといった心配はありません。前払い制の配送サービスとなっており、配送は全国対応となっています。

おふぃすdeおかし

おふぃすdeおかし
画像出典/おふぃすdeおかし

学童・介護・オフィス向けにお菓子の配送サービスを展開しているたびスルが運営しているのが「おふぃすdeおかし」です。5000種類以上という膨大な品揃えの中から、専任コンシェルジュがクライアント企業に最適な組み合わせを提案するスタイルになっています。

公式の発表ではその組み合わせは10万通り以上です。月額制の定期配送サービスとなっており、7000拠点以上での導入実績があります。

ミニストップポケット

ミニストップポケット
画像出典/ミニストップポケット

大手コンビニチェーンの中では、ミニストップも「ミニストップポケット」と称して置き菓子サービスを展開しています。

オフィス規模に合わせて定額・ベーシック・プレミアムという3つのプランが用意されており、基本的に月額料金制です。セルフレジを導入した本格的なコンビニのようなシステムが特徴で、決済方法はキャッシュレスのみであるもののQRコードから交通機関系ICカードなど幅広く対応しています。

商品ラインナップはプランによって300~1000種類とバラエティ豊かなので、社内で利用できる普段使いのコンビニとして活躍してくれるでしょう。対応地域は関東圏が中心です。

無人コンビニ600

無人コンビニ600
画像出典/無人コンビニ600

自社側で細かく商品を指定したい場合は、600株式会社の「無人コンビニ600」がおすすめです。オフィスに限らずマンション共用部にも導入実績があるサービスであり、お菓子以外にも雑貨やおもちゃといった変り種がラインナップされています。

コンシェルジュに希望商品をリクエストするスタイルで、取り扱い商品は3000種類以上です。販売機にスマートロック機能を備えるなどセキュリティへの意識も高いと言えます。決済はクレジットカードを紐付けた専用QRアプリで対応、対応エリアは2023年6月時点で東京23区です。

Drink&Snack

Drink&Snack
画像出典/Drink&Snack

レップ・グローバルネットワーク株式会社が提供している「Drink&Snack」は、初期費用・月額費用無料のセルフ販売置き菓子サービスです。ランニングコストは貸与された冷蔵庫の電気代のみ、商品ラインナップは特にドリンクの種類が豊富となっています。冷蔵庫の設置スペースは50cm四方とコンパクトに収まっているので、オフィスのスペースを圧迫しない点も魅力です。

販売時の現金集金スタイルだけでなく、福利厚生費として請求書発行するなど柔軟に対応しています。対応エリアは東京・神奈川・大阪・兵庫の商業エリアが中心です。導入には常用15名以上でエレベーターが必須ですが申し込みから平均2~4日、最短翌日設置というスピーディさも見逃せません。

置き菓子サービスで福利厚生を充実させて、快適なオフィスを実現しよう

仕事中でも休憩中でも、手軽に食べられるお菓子やちょっとした飲み物がオフィスに常設されていると快適性が向上します。コミュニケーション活性化の材料や非常食としても有用な置き菓子サービスで、従業員満足度と社内生産性の向上を図りましょう。

食べ過ぎや料金の払い忘れなど、注意点にも気を付けながら適切に運用してみてください。サービスは多種多様なので、オフィスグリコを中心に各社の魅力を比較するのがおすすめです。

オフィスにつくる設置型ミニコンビニ

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