半数のテレワーカーが、健康状態の悪化を「実感した」 一方「健康促進プログラム」を実施している企業は4割以下 〜プログラム未実施企業社員の約7割が「利用したい」〜
あらゆる企業にとって最大の経営資源である従業員の心とからだをサポートするウェルネス事業を展開する、心幸ホールディングス株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:山﨑 忠)は、東京在住で20歳〜65歳の会社員110名を対象に、「テレワーク社員と健康プログラム」に関する意識調査を実施いたしました。
目次
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本調査のサマリー
調査概要
調査概要:「テレワーク社員と健康プログラム」に関する意識調査
調査期間:2021年8月24日〜同年8月24日
調査方法:インターネット調査
有効回答:東京在住の20歳〜65歳の会社員110名
半数の会社員が「テレワークが導入されてから健康状態は悪化しやすくなった」と回答
「Q1.あなたはテレワークが導入されてから(コロナ禍以後)健康状態が悪化しやすくなったと思いますか。」 (n=110)と質問したところ、「かなり思う」が15.5%、「少し思う」が34.5% という回答となりました。
Q1.あなたはテレワークが導入されてから(コロナ禍以後)健康状態が悪化しやすくなったと思いますか。
・かなり思う:15.5%
・少し思う:34.5%
・あまり思わない:28.2%
・全く思わない:15.5%
・コロナ禍前からテレワークを導入していた:1.8%
・わからない/答えられない:4.5%
主な症状としては「肩こりや腰痛」「憂鬱な気分」「お腹を下す」等
Q1で「かなり思う」「少し思う」と回答した方に対し「Q2.どのような症状が出やすくなりましたか。(複数回答)」 (n=55)と質問したところ、「肩こりや腰痛」が50.9%、「憂鬱な気分になることが増えた」が41.8%、「お腹を下すことが増えた」が40.0% という回答となりました。
Q2.どのような症状が出やすくなりましたか。(複数回答)
・肩こりや腰痛:50.9%
・憂鬱な気分になることが増えた:41.8%
・お腹を下すことが増えた:40.0%
・日中に眠気がする:38.2%
・頭痛が増えた:32.7%
・風邪をひきやすくなった:27.3%
・その他:23.6%
・わからない/答えられない:0.0%
運動不足解消のための運動は「ジョギング・散歩」「ジム・筋トレ」等
「Q3.あなたは現在運動不足解消のための運動を行っていますか。行っていれば、具体的な項目を選択してください。(複数回答)」 (n=110)と質問したところ、「ジョギング・散歩」が50.0%、「ジム・筋トレ」が30.0%、「ランニング・マラソン」が25.5% という回答となりました。
Q3.あなたは現在運動不足解消のための運動を行っていますか。行っていれば、具体的な項目を選択してください。(複数回答)
・ジョギング・散歩:50.0%
・ジム・筋トレ:30.0%
・ランニング・マラソン:25.5%
・スポーツ・球技:10.9%
・水泳:10.0%
・格闘技:9.1%
・その他:15.5%
・特に行っていない:24.5%
「健康促進のための具体的なプログラム」を実施している会社は4割以下
「Q4.あなたの勤める会社は運動不足の解消や、健康促進のための具体的なプログラムを実施していますか。(健康診断を除く)」 (n=110)と質問したところ、「実施している」が37.2%、「実施していない」が56.4% という回答となりました。
Q4.あなたの勤める会社は運動不足の解消や、健康促進のための具体的なプログラムを実施していますか。(健康診断を除く)
・実施している:37.2%
・実施していない:56.4%
・わからない/答えられない:6.4%
企業が提供する「健康プログラム」で、運動不足が解消できていると感じる人は約8割
Q4で「実施している」と回答された方に「Q5.現在の会社における健康のためのプログラムは、十分に運動不足を解消できていると思いますか。」 (n=41)と質問したところ、「非常に思う」が43.9%、「やや思う」が36.6% という回答となりました。
Q5.現在の会社における健康のためのプログラムは、十分に運動不足を解消できていると思いますか。
・非常に思う:43.9%
・やや思う:36.6%
・あまり思わない:17.1%
・全く思わない:2.4%
健康プログラム未実施企業では、約7割が「利用したい」と回答
Q4で「実施していない」と回答された方に対し「Q6.もし健康を促進するプログラムにより、あなたの健康状態、並びに生産性が向上するとしたら、利用してみたいと思いますか。」 (n=62)と質問したところ、「非常に思う」が20.9%、「やや思う」が53.2% という回答となりました。
Q6.もし健康を促進するプログラムにより、あなたの健康状態、並びに生産性が向上するとしたら、利用してみたいと思いますか。
・非常に思う:20.9%
・やや思う:53.2%
・あまり思わない:19.4%
・全く思わない:6.5%
約8割がテレワーク下の健康プログラムの実施が「重要である」と回答
「Q7.テレワーク下において、会社が健康診断だけではなく、運動不足を解消し健康を促進するプログラムを実施することは、仕事の生産性向上において重要だと思いますか。」 (n=110)と質問したところ、「非常に重要である」が28.2%、「重要である」が50.9% という回答となりました。
Q7.テレワーク下において、会社が健康診断だけではなく、運動不足を解消し健康を促進するプログラムを実施することは、仕事の生産性向上において重要だと思いますか。
・非常に重要である:28.2%
・重要である:50.9%
・あまり重要ではない:10.0%
・全く重要ではない:1.8%
・わからない/答えられない:9.1%
オリンピックで、約4割が「運動モチベーションが向上した」と回答
「Q8.東京オリンピックが開催されましたが、オリンピックを受けてあなたの運動へのモチベーションは向上したと思いますか。」 (n=110)と質問したところ、「非常に思う」が18.2%、「やや思う」が25.5% という回答となりました。
Q8.東京オリンピックが開催されましたが、オリンピックを受けてあなたの運動へのモチベーションは向上したと思いますか。
・非常に思う:18.2%
・やや思う:25.5%
・あまり思わない:34.5%
・全く思わない:13.6%
・オリンピックを見ていない:8.2%
まとめ
今回は「テレワーク社員と健康プログラム」に関する調査を東京在住で20歳〜65歳の会社員を対象に実施いたしました。
まず、半数の会社員が「テレワークが導入されてから健康状態が悪化しやすくなった」と回答。健康状態の悪化が見られる症状を伺ったところ、「肩こり・腰痛」が最も多く、続いて「憂鬱な気分になることが増えた」という回答でした。運動不足解消のために個人的に取り組んでいるのは「ジョギング・散歩」が50.0%で最多、他にも、「ジム・筋トレ」や「ランニング・マラソン」等、自宅でも気軽にしやすい運動が多く挙げられていました。
次に、勤務先の企業が「健康促進のための具体的なプログラム」を実施しているかどうかを伺いました。結果としては「実施している」企業は37.2%に留まり、約6割が企業による健康促進のためのプログラムがないと回答しています。
健康プログラム実施企業においては、運動不足が解消できていると感じる人が約8割と、かなり効果を実感しているようです。その一方で、健康プログラム未実施企業では、約7割が「利用したい」と回答していることから、テレワーク環境下で多くの会社員が運動不足の解消のために企業のサポートを求めているようです。実際、約8割がテレワーク下の健康プログラムの実施が「重要である」と回答しています。
テレワーク環境下においてパフォーマンスの低下を防ぐために、適度な運度が求められています。生産性の高い仕事を継続するためにも、健康促進プログラムの導入が個人の、そして企業の成果を高める一つの手段になるかもしれません。
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従業員の満足度や生産性を高めるウェルネス
あらゆる企業にとって最大の経営資源である従業員の心とからだをサポートするのが当社のウェルネス事業です。これまで多くの企業で福利厚生サービスの向上を担ってきた心幸グループだからこそ、企業の健康経営に大きく貢献することができます。施設提案などのハード面、トレーニング講習会などのソフト面、両面でご提案します。
「健康経営」とは、米国の経営心理学者のロバート・ローゼンが提唱した概念で、企業の持続的成長を図る観点から従業員の健康に配慮した経営手法のことです。従業員の健康が企業および社会に不可欠な資本であることを認識し、従業員への健康情報の提供や健康投資を促すしくみを構築することで、生産性の低下を防ぎ、医療費を抑えて、企業の収益性向上を目指す取り組みを指します。
会社概要
会社名:心幸ホールディングス株式会社
代表者:山﨑 忠
所在地:〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1丁目2番6号JRE尼崎フロントビル2階
設立 :平成25年3月
資本金:7,043万円(連結)
オフィシャルHP:http://www.shinko-jp.com/