2025年GW まだ間に合う! おすすめ旅行プラン・穴場の選択肢

2025年のゴールデンウィークは最大で11連休になる人もいる一方で、暦の並びによって3連休や4連休の人も少なくありません。
今年のゴールデンウィークにまだ予定を入れていない人でも、直前で間に合う旅行プランや穴場の選択肢を紹介します。
休日を満喫することは、リフレッシュやストレス発散にもつながります。ぜひ満足度の高い連休を過ごしていきましょう!
目次
【特集】 日帰り or 1泊で楽しむ! 2025年GWに「近場でプチ旅行」のおすすめ選択肢

2025年のゴールデンウィーク(以下:GW)が目前に迫るなか「予約はしていないけれど、やっぱりどこか行きたい!」と思ったあなたにぴったりの、日帰りや1泊で楽しめる“近場&穴場”おすすめ旅行プランを紹介します。
北海道や沖縄といった定番の旅先ではなくても、日本や世界には魅力的な行き先がたくさんあります。混雑回避や現地での混乱を避けるべく“ド定番”は避けつつも、充実した旅時間を過ごせる選択肢を集めました。
ローカル線+温泉めぐりで、ゆるりとした休日を
たとえば関東エリアなら「秩父で自然と温泉三昧」、関西エリアなら「丹波篠山で城下町散策+山の幸」とローカル線を使った温泉巡りは、GW直前でも満足度の高い旅行気分を味わえる鉄板の選択肢です。
東京都心からアクセスがよく、西武秩父線に揺られながらゆったりとした時間を過ごせる秩父エリアは、途中下車をして名物の「わらじかつ丼」を味わったり「星音の湯」で日帰り温泉を楽しんだりといったのんびり旅が味わえるでしょう。新緑の渓谷とローカル列車の旅は、日常を離れる癒し効果も抜群です。
また関西エリアならJR福知山線でアクセスできる丹波篠山は、歴史情緒ある街並みと美食が楽しめる穴場エリア。黒豆スイーツ、ぼたん鍋など地元グルメも魅力で、「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」の温泉でひと息つく時間は格別でしょう。
海沿いドライブ+カフェ巡りでリゾート気分
東京から訪れやすい関東エリアならば湘南~葉山の海カフェめぐり、西のエリアなら淡路島で海の幸ランチとアート体験と、海沿いをドライブしながらエリア内にあるおしゃれなカフェを巡る過ごし方もGW気分を満喫できます。
国道134号線をドライブしながら、海の見えるカフェでブランチやコーヒーブレイクをすれば仕事を忘れて息抜きできる時間に。江ノ島や逗子を少し外して葉山や佐島の隠れ家風カフェに立ち寄れば、比較的混雑も避けられるでしょう。せっかくなので、夕陽まで満喫して帰れば満足度も上がります。
また兵庫県の淡路島で海の幸ランチとアート体験も素敵な過ごし方。神戸から車で1時間ほどと淡路島はGWでも比較的混みにくいエリアで、道の駅や海沿いレストランで新鮮な海鮮丼を楽しんだり安藤忠雄設計の淡路夢舞台でアート散歩をしたりと休日らしい時間を過ごせます。
地方都市ステイで、文化と食を楽しむ
富山県や石川県の金沢市がある北陸エリアでアートと美食の2都市周遊や、岡山県倉敷市で歴史の町並み+デニム体験を楽しむなど、地方都市ステイで文化と食に触れる旅も休暇らしい過ごし方です。
北陸新幹線でスムーズに行ける富山&金沢エリアは、連泊をしなくても十分楽しめる都市型旅先で、富山ではガラス美術館&白えび丼を、金沢では21世紀美術館&近江町市場のグルメを堪能する過ごし方が人気です。人出も首都圏ほどではなく、比較的ゆったりと過ごせるでしょう。
また新幹線でアクセスしやすい岡山も魅力的なエリアで、美観地区の町並みに浸ったあとには国産デニム発祥の地・児島でオリジナルアイテム作りに挑戦するのも粋な遊び方。倉敷の風情ある旅館に泊まれば、静かな夜の街歩きも楽しめます。
自然に癒される「リトリート旅」
山中の一棟貸し古民家でデジタルデトックスをしたり、キャンプ or グランピングで“手ぶら自然体験”を楽しんだりといった自然に癒やされるのを目的としたリトリート旅も素敵なプランです。
長野県や山梨県にはプライベート感たっぷりの古民家やコテージが点在しているので、スマホを置いて焚き火や星空を眺める時間を過ごせば、心の充電にぴったりでしょう。非日常感が強い場所を選べば、1泊2日でも十分に「リセット」できます。
また近年は道具不要&快適な設備が揃ったグランピング施設も増加中です。栃木県や滋賀県、和歌山県の山間部には穴場スポットが多く、初心者でも安心して自然体験ができます。
観光地巡りもOK! 実はねらい目な「海外ショートトリップ」
台湾やベトナムは日本からのアクセスもよく、円安の今でも比較的旅費を抑えやすいエリア。台湾ならば、台北ほど混雑せず、南国感も味わえる高雄はGWの隠れ人気エリアである高雄では、夜市グルメや港町散策、フェリーで離島に渡るプチ冒険も楽しめます。直前ならばむしろ航空券もLCCでお得にとれる可能性もあるでしょう。
またリゾート気分を満喫するなら、日本から5時間ほどのフライトで行けるダナンは白砂ビーチとおしゃれなカフェが点在する人気急上昇地です。物価もリーズナブルなので、2泊3日でも贅沢気分を味わいやすく、中部フエや世界遺産であるホイアンへの小旅行もできる立地です。
【2025年GW直前でも大丈夫!】ホテル・宿選びで後悔しない旅・お出かけのコツ5選

「気づいたらGW目前…でもやっぱりどこか出かけたい!」と、“今から決める派”でも大丈夫!直前でも満足度の高い旅やお出かけにするための、ちょっとした工夫と心構えを紹介します。
【キャンセル待ちを狙う】直前だからこそ出る“穴場枠”がある
人気の宿や施設でも、意外と直前キャンセルは発生します。特に3日前〜前日には「キャンセル放出」のチャンスが隠れているので、大手予約サイトを中心にまめにチェックをするのがおすすめです。
狙い目は、アクセスに少しクセがある温泉地や、小規模な宿。通知機能やお気に入り登録も活用して最新の空き情報をゲットしましょう!
【レンタカーは先に確保】移動さえできれば、どこでも行ける
交通が不便なエリアやローカル旅に行くならば、まずはレンタカーだけは押さえておくのが鉄則です。特にGWは地方のレンタカーが早く埋まるので、行き先が未定でも「出発地・返却地」だけ仮で確保しておくと安心でしょう。
このときにレンタカー会社だけでなく“カーシェア”も並行して検討すると、車を確保できる可能性も格段にアップ。また高速道路の渋滞情報もアプリで事前確認して、賢く移動できるよう工夫をしていきましょう。
【観光地から少し外す】“半径10kmの外側”が狙い目
有名観光地の中心部は、どうしても混雑しがちです。そこで、少しだけ外れた場所の穴場カフェや静かな景観スポットを狙ってみましょう。
たとえば、鎌倉エリアなら逗子・葉山方面へ、軽井沢なら小諸や東御へ、京都なら宇治や長岡京へといった具合に、少しだけエリアを外すだけも混雑状況は異なり、快適に過ごせる可能性も上がります。
また人気観光地では徒歩で時間がかかる場所は比較的空いている傾向もあるため、Googleマップで“徒歩15分圏外”を狙うのも一案です。混雑を避けつつ、地元の魅力に出会える可能性も大!でしょう。
【こだわりすぎない】完璧を求めず「柔軟さ」が旅を救う
直前旅の成功のカギは、“思い通りにいかなくても楽しめる余白”を持つこともポイントに。お目当てのランチが満席ならばカフェでまったり過ごそうと発想を変えたり、渋滞で予定変更を余儀なくされるなら道の駅でローカルグルメを楽しもうと決めたり。
「何が何でもあれをしたい!」と意気込むよりも、状況に応じて「何でも楽しんじゃおう」の気軽な気持ちが、思い出深い旅を作り出します。
【SNS映えは狙わない】映えより“リアル満足度”を優先
写真映えスポットは、どうしても混雑も行列が避けられません。直前旅では「誰かのための映え」よりも「自分が心地よい旅」を選んでいきましょう。
あえてカメラを置いて景色をじっくり眺める旅も素敵ですし、人混みを避けてひたすら自然のなかでのんびり…といった休暇もデトックス効果が狙えます。
「リアルな満足度」を優先したプランを組むと、訪れた場所を存分に楽しみやすいでしょう。
【GW直前でも迷わない】限られた時間で国内旅行の予定を組むポイント3選

GWの直前旅では、計画の立て方をちょっと工夫するだけでも満足度の高い旅が狙えます。限られた時間でも迷わず予定を組める3つのコツを紹介します。
コツ1:まずは“決めることを決める”
直前になると、あれもこれも気になって逆に決まらない場合もあります。そこで「何を優先するか」だけは先に決めておきましょう。時間がないからこそ予算・日程・目的は最低限決めて、そこからプランを練っていきます。
こうすることで選択肢が一気に絞れるので、検索や予約がグッとラクになります。
「移動時間は片道2時間以内」「1泊だけ」「温泉はマスト」「客室の清潔さ」など、自分なりの“譲れない条件”は、できるだけ絞り込みましょう。
コツ2:行き先よりも“ジャンル”で考える
「どこに行こう?」から始めると膨大な選択肢に悩んでしまいがちですし、人気の観光地ばかりが候補に挙がるので直前であるほど予約も困難です。
そのため、直前旅ではまず“旅のジャンル”を決めてから行き先を考えてみましょう。
「温泉でゆったり癒されたい」「美術館+グルメで都会ステイをしたい」「バイキングで思いっきりグルメを楽しみたい」など、どんなジャンルの過ごし方をしたいのかを定めると、候補のエリアを絞れますし検索もしやすくなります。
コツ3:現地でやることは“3つ以内”に絞る
計画を立てていくうちに「せっかくだから、あれもこれも…」と予定を詰め込んでしまうと、移動に疲れたり混雑で計画倒れになったりとアクシデントにも見舞われがちでしょう。
直前に決める旅こそ、“シンプルに楽しむ”のが成功のカギです。やりたいことを1泊2日で「3つくらい」にとどめると、ちょっとしたアクシデントにも対応できて、余白のある旅に。むしろ、ゆったり過ごせるので“旅をしている感”が増しやすいメリットもあります。
【GW直前でも諦めない】温泉宿・温泉旅館…国内温泉旅行の予定を組むポイント3選

GWはやっぱり温泉に行きたい!という人のために、GW直前でも“温泉旅”を叶えるための3つのポイントを紹介します。
「場所」よりも「条件」で探す
有名温泉地や人気宿にこだわりすぎると、予約が取れずに終わってしまう可能性も大です。そこで「行きたい場所」ではなく「叶えたい条件」から探していきましょう。
たとえば「車で2時間以内で行ける」「予算1人1万円以内」「客室の広さ」など、場所ではなく条件で検索をかけるとメジャーな地名に頼らなくても、意外な穴場が見つけやすくなります。
空室情報は“こまめに”チェック!
キャンセルは直前になって出やすいことから、温泉宿でも3日前〜前日は狙い目です。
ただしキャンセル枠は早い者勝ちなので、1日1回ではなく、朝・昼・夜の3回くらいこまめにチェックしていきましょう。
また、どうしても気になる宿があれば、直接電話をして聞いてみるのもアリです。「Webでは満室でも電話枠なら空いてる」というケースもあるので、ダメ元の一報が吉を招くかもしれません!
宿にこだわらず「温泉」に入れればOKという柔軟性を持つ
どうしても温泉宿に泊まれない…となっても、旅自体を諦める必要はありません。発想を少しだけ変えて「温泉に入る」ことを目的にシフトしてみましょう。
ビジネスホテルに泊まりつつ近隣の立ち寄り湯へ行くプランや、道の駅や公園などに併設された穴場温泉施設へ行く計画でも温泉旅は叶います。結果的に費用も抑えられる嬉しいメリットもあるので「温泉旅=温泉宿に泊まる」と決めつけず、柔軟さを取り入れていきましょう!
【GW直前でも安心!】ホテルや旅館の予約・プランで後悔しないための3つのコツ

GW直前旅でも、焦って決めて「失敗した…」とならないために、最低限チェックしておきたい3つのポイントをお届けします。
立地の確認だけは怠らない
直前予約で意外と見落としがちなのが旅館やホテルなど施設の「場所」です。安くて空いてる!と喜んで予約をしたら、駅から徒歩で行けない場所だったというケースや、タクシー必須の山の中だったというパターンもありがちです。
温泉地や郊外の宿ではアクセスが極端に悪いところもあるため、最寄駅・ICからの距離、送迎の有無などは必ず事前にチェックしておきましょう。
レビューは「最近の口コミ」を重視する
レビューを見るときには、つい評価の“点数”や“全体の印象”に目がいきがちです。しかし本当に参考になるのは、直近1〜2ヶ月以内の投稿でしょう。リニューアルやスタッフ変更など数年前とは状況が変わっている可能性もあるため、“最近の声”が判断材料になります。
またGW前後は繁忙期でサービスの質に差が出やすい期間でもあることから、混雑時の対応力が書かれた口コミをチェックするのもおすすめです。
チェックイン・チェックアウト時間に余裕をもつ
直前予約では、行き当たりばったりの移動や観光になりがちですので、宿での滞在時間はゆったり確保しておきましょう。
直前に放出される格安プランには「レイトチェックインのアーリーチェックアウト」もあるため、予約前にきちんと確認を。慌ただしくて楽しめないリスクは事前に避けていきましょう!
まとめ:2025年のゴールデンウィーク直前旅は柔軟性のある計画を

直前に旅を組むならば「決めることを決めて」「ジャンルで絞って」「予定は詰め込みすぎない」。この3ステップだけでも、旅のハードルがぐっと下がります。
絶景やご当地グルメ、豪華な食事やガイド付きのアクティビティに観光スポットなど、考え出すとやりたいことや行きたい場所は無限に出てくるかもしれません。しかし計画に使える時間が少ないからこそ、“引き算の計画”で自分らしい旅を作っていきましょう!