2024年サラリーマンのお小遣い平均金額は?調査からみる企業の従業員満足度を向上させる福利厚生支援とは。
株式会社SBI新生銀行の調査によると、2024年会社員の毎月のお小遣いの平均は、男性会社員39,081円(前年比1,477円減)、女性会社員は34,921円(前年比80円減)でした。男性会社員の年代別では20代、40代で大幅にダウンし、一方50代は大幅にアップ。世代別にも差が出ています。お小遣いの使い道として、男性会社員と女性会社員ともにトップは「昼食代」という現状をみて、魅力ある企業づくりができる福利厚生支援についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
2024年会社員のお小遣い調査の結果とは
2024年会社員のお小遣い事情はどのように変化しているのでしょうか?SBI新生銀行が全国の20代から50代の働く男女2,718名に実施したインターネット調査の結果をもとに、2024年の会社員のお小遣いの平均金額やその使い道、やりくり術などの実態を解説します。
男女別のお小遣いの実態
SBI新生銀行の「2024年会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の毎月の平均お小遣い額は39,081円と前年より1,477円減少しました。それに対して、女性会社員の毎月の平均お小遣い額は34,921円と前年より80円減少しましたが、昨年と大きな差がないというデータが出ています。
近年のお小遣い額は、男女ともに2022年から2023年は増加していますが、2023年から2024年にかけては減少しています。
お小遣いが減少した理由としては、男女ともに「給与が減ったから」が最も多く、それに続き「生活費にかかるお金が増えたから」「子供の教育費がかかるようになったから、増えたから」という回答が続く結果となっています。
世代別の変動額と変動の原因
年代別にみると男性会社員は20代、40代が大幅に減少し、50代が増加しています。女性会社員は40代で大幅に減少し、30代が大きく増加しています。
お小遣いが増えた理由には、男性・女性会社員ともに「給料が増えたから」が最も多いですが、男性会社員は「投資を始めたから」や「副業を始めたから」が続き、女性会社員も「副業を始めたから」がお小遣いアップの理由に上がっているのが特徴的です。
次に、お小遣いが減った理由には、男性・女性会社員ともに「給料が減ったから」が最も多く、「生活費にかかるお金が増えたから」「子供の教育費がかかるようになったから、増えたから」が割合に誤差は出るものの、同様の結果が続いています。
参考/お小遣い調査詳細レポート:男性会社員のお小遣い額は39,081円、女性会社員は34,921円「2024年会社員のお小遣い調査」結果について~男性は昨年より約1,500円減少、女性は80円の微減~
お小遣いの使い道とやりくり術
「2024年会社員のお小遣い調査」から男女別のお小遣いの使い道や、実際にどのようなやりくり術を行っているのか事例を見ていきます。この結果から、企業が従業員のお小遣いの使い道を理解し知っておくことで、従業員への福利厚生を充実させるヒントを得ることができます。
必要不可欠な使い道
お小遣いの使い道として、必要不可欠なもののランキングトップ3についてみていきましょう。男性会社員は「昼食代」が42.2%、「携帯電話代」が25.0%、「趣味の費用」が20.9、女性会社員は「昼食代」が36.8%、「携帯電話代」が32.0%、「身だしなみのための費用」が31.7%という結果になっています。男性会社員との違いとして身だしなみに関する費用が確認できます。
やりくりと節約術
男性会社員の77.8%、女性会社員の87.8%がお小遣いのやりくり術を何かしら実施しています。男性会社員の具体的なやりくり術には「昼食代を安くする」「水筒を持参する」「外で飲む回数を減らす」などが上位にあがり、すべての年代に共通して「昼食費を安くする」が最も多くなり、飲み代をやりくりしているのが女性との違いでした。また、女性会社員の具体的なやりくり術には「弁当を持参する」「水筒を持参する」「昼食費を安くする」などが上位に出てきます。
参考/お小遣い調査詳細レポート:男性会社員のお小遣い額は39,081円、女性会社員は34,921円「2024年会社員のお小遣い調査」結果について~男性は昨年より約1,500円減少、女性は80円の微減~
会社員の昼食事情とは
お小遣いの使い道として、男女ともに昼食代がトップという結果が分かりました。大半の男女がお小遣いのやりくり術を何かしら実施しているなかで、会社員の昼食事情はどのようになっているのでしょうか?
一日の平均昼食代
会社員の昼食事情として、男性会社員の一日の昼食代は昨年より85円増加し709円、女性会社員の一日の昼食代は昨年より2円減少し694円となっています。男性は2010年の調査依頼、最も高い金額になっています。
昼食の内訳
男性会社員の、昼食の内訳トップ3として、「持参弁当」36.7%、「購入した弁当」20.2%、「社員食堂」15.8%の順で、昨年と比較しても大きな変化はありませんでした。女性会社員は上位に「持参弁当」53.5%、「購入した弁当」17.7%があがってきています。
昼食代を節約することで、働く会社員のお小遣いに少なからずゆとりが出てくるという結果でしょう。
食事関連の福利厚生
お小遣いの使い道として、どの世代も男女ともに昼食代がトップとなっています。そういった状況を踏まえると、企業が昼食代のサポートをすることで、お小遣いの補助として従業員を支え、魅力ある企業づくりに寄与することができます。従業員の満足度があがるとやる気アップにもつながり、企業の生産性向上や業績の向上も期待できます。ここからは食事関連の福利厚生を解説していきましょう。
社員食堂・カフェテリア
社内に従業員専用の食堂やカフェテリアを設置します。広いスペースや運営費も必要になるため、規模が大きい企業で導入しやすい傾向です。
栄養バランスや素材にこだわったメニューが作られているので、健康的な食事をとることができます。
社内設置型置き食サービス
設置型サービスとは、企業内に従業員向けの売店やコンビニを設置する方法です。小さな企業からでも導入可能で、オフィス周辺に飲食店が少ない場合や、高層ビルの高層階で上り下りに時間がかかる企業などにも有効的です。ミニコンビニか販売機などを設置するパターンや、冷蔵庫でお惣菜などを販売できるサービスもあります。社員食堂やカフェテリアを作るスペースがなくても、設置型のミニコンビニや販売機は手軽に設置することができます。
売店・自販機
大手や中規模の企業にはオフィスコンビニ、小規模の企業にはオフィスの設置型ミニコンビニを設置できます。従業員が軽食や飲料、日用品などを手軽に購入でき、急な必要性がでたときにも便利です。最近ではセルフレジを導入した、24時間営業が可能なオフィスコンビニもあり、倉庫施設や工場勤務の方たちにも重宝されています。
食事関連の福利厚生なら心幸グループへ!
企業内食堂「心幸キッチン」
企業内食堂「心幸キッチン」は「素材から調理・できたてを追求」をコンセプトに、健康を意識したメニューを心を込めて手作りしています。食堂のメニューは、管理栄養士資格を持っている開発チームが考案し、毎日食べても飽きない日替わりメニューや、季節の食材を使ったフェアやイベントも実施しています。全国各地にあり、地元の食材を使ったメニューが提供されているのも魅力です。
企業内売店「心幸ストア」
企業内売店「心幸ストア」は、大・中規模企業様向けのオフィスコンビニです。限られたスペースから広いスペースまで、どんな規模のオフィス環境にもフィットするカスタマイズを提供します。従業員の数やご利用いただくスペースの大きさに合わせて、最適な店舗構成をご提案。あなたのオフィスに、心幸ストアでしか味わえない特別な快適さをもたらします。
置き社食「オフめし」
置き社食「オフめし」は、オフィスの一角にミニコンビニを設置できるサービスです。1名の企業様から導入可能で、手軽に美味しく毎日でも飽きない冷蔵そうざいや常温そうざい、冷凍弁当、カップ麺、みそ汁、パンやお菓子、ドリンクまで、800アイテム以上から豊富なバリエーションを実現できます。リーズナブルな卸価格で商品を置くことができ、省スペースでの設置が可能なので、ご予算や社員数の問題で、食堂や売店の導入をあきらめていたオフィスにちょうどいい置き社食です。従業員価格を企業が自由に設定できるので、価格を下げて提供することで、さらなる福利厚生支援が叶います。
まとめ
男性・女性サラリーマンともに、約8割の人が物価高の影響を感じています。その対策として、お小遣いの減少傾向や節約意識の高まりもあり、支出を減らしているものとして、「食費」が最も高くなっています。
企業としては、従業員のこういった課題を改善する手段として、福利厚生のなかでも人気である「食事支援」をサポートすることで、既存の従業員満足度を向上させることにも繋がります。
心幸グループは、企業の規模に合わせた「食事支援」はもちろん、1社1社に合うオーダーメイドの「食事支援」に対応することが可能です。さらなる企業の価値を向上させるため、規模・費用・商品などあらゆるニーズに柔軟に対応できる心幸グループにぜひお任せください。
参考/お小遣い調査詳細レポート:男性会社員のお小遣い額は39,081円、女性会社員は34,921円「2024年会社員のお小遣い調査」結果について~男性は昨年より約1,500円減少、女性は80円の微減~
オフィスにつくる設置型ミニコンビニ
「オフめし」はオフィスの一角にミニコンビニ(置き社食)を設置できるサービスです。常温そうざいや冷凍弁当の他に、カップ麺やパン、お菓子など800アイテム以上から成る豊富なラインナップが魅力。入会金2万円(税抜)+月6,000円(税抜)+商品代+送料からスタート可能で、手軽に従業員満足に貢献できます。
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